リウマチ科
特徴
平成9年に開設され、北陸三県の中では初めて公的病院に設立されたリウマチ科です。リウマチのみならず、様々な膠原病を対象としております。現在、1,500名以上のリウマチ患者が登録されており、当科では薬物療法を中心として診療にあたっています。薬物の有効性や副作用について十分な注意を払いながら、リウマチをできるだけ良好にコントロールして、機能障害を防ぐよう努力しています。内科医師が診療しておりますが、機能障害や変形が強い場合には、整形外科と連携をとり、人工関節置換術や関節形成術などの機能再建術を積極的に行っており、これまでにも多くの患者さんが恩恵を受けています。また滑膜切除術を行うことにより関節破壊の進行を抑え、痛みが軽減する症例も多く認められます。また定期的に療養相談会を各地で行い、リウマチ疾患に対する正しい理解を広め、病気に対する様々な不安や疑問にこたえています。発売前の新薬に対しては臨床治験を行い、新しい抗リウマチ薬の開発にも積極的に参加しています。
リウマチ科 業績 (2010年度~2012年度)
2010年度
論文
金粕浩一. リウマチ下肢の再建手術―拘縮膝への対応.
整形外科Knack & Pitfalls. リウマチ診療の要点と盲点. 木村友厚編集. 文光堂.東京都.
Pp 256-257, 2010年.
<ガイドライン一覧>
- 食道癌治療ガイドライン
- 関節リウマチ治療におけるメトトレキサート(MTX)診療ガイドライン 2011年版
- 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2011年版
- 線維筋痛症診療ガイドライン 2013
- 筋萎縮性側索硬化症診療ガイドライン 2013
- ANCA関連血管炎の診療ガイドライン
- 膠原病・血管炎にともなう皮膚潰瘍診療ガイドライン
- 蕁麻疹診療ガイドライン
- 咳嗽に関するガイドライン 第2版
- ICU感染防止ガイドライン改訂第2版
- 骨・関節術後感染予防ガイドライン
- 糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン
- 歯周病患者における抗菌療法の診療ガイドライン 2010
- 腎移植後サイトメガロウイルス感染症の診療ガイドライン 2011
- 透析患者のC型ウイルス肝炎治療ガイドライン
- 医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン
- 癌疼痛の薬物療法に関するガイドライン
医師プロフィール
氏名 | 役職 | 専門分野 | 資格 |
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奥村 麻衣子 | リウマチ科医長 | 関節リウマチ 膠原病診療 |
日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本リウマチ学会専門医・指導医 日本リウマチ学会登録ソノグラファー |
四十万谷 朱里 | リウマチ科医員 | 関節リウマチ 膠原病診療 |
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川高 正聖 | 非常勤医師 | 膠原病 | 日本内科学会認定医 日本リウマチ学会専門医 |