富山県済生会高岡病院
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オンライン臨床教育評価システム(PG-EPOC)

オンライン臨床教育評価システム(PG-EPOC)について

■ 当院ではオンライン臨床教育評価システム(PG-EPOC)を利用して、臨床研修の評価を行っています。

■ この評価方法は,PG-EPOCのホームページから,各研修分野の指導医と研修医がUMIN-IDを使って,「指導医用メニュー」または「研修医用メニュー」にアクセスし評価を入力していくものです。このPG-EPOCへの評価入力を基に、研修修了判定を行います。

臨床教育評価システム(PG-EPOC)

■ PG-EPOC入力の注意事項について

1.PG-EPOCホームページ(上記リンク https://pg-epoc.umin.ac.jp/)の『運用系-医療者』タブより「指導医用メニュー」または「研修医用メニュー」を選択しUMIN-IDとパスワードを入力してください。

2.「研修医評価表Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ」を入力してください。研修医が先に入力し、入力後に必ず指導医に評価依頼をしてください。

3.「経験した症候/疾患」を入力してください。研修医が先に入力し、入力後に必ず指導医に評価依頼をしてください。

4.「基本的臨床手技の登録」を入力してください。研修プログラム全体を通して同一の評価を使用するため、評価するたびに上書きされ、最新の入力が表示されます。

5.研修医は「360度評価」の入力を、各研修科のコメディカル(看護師・検査技師等実習を見守った職員*1つの研修科について1名以上)へ依頼してください。QRコードを提示し入力を依頼するか、QRコードでの入力が難しい場合は、紙の評価表を使用してください。

6.研修医は「一般外来研修の実施記録」「その他の研修活動の記録(感染対策、予防医療、虐待対応、社会復帰支援、緩和ケア、ACP、CPC)」「指導医・上級医評価」「診療科・病棟評価」「研修医療機関単位評価」を入力してください。また、研修修了時には「プログラム全体評価」を入力してください。

7.操作の詳細は、PG-EPOCホームページに掲載されている「指導医用マニュアル」または「研修医用マニュアル」を参考にしてください。

8.PG-EPOCからのメールはUMINアドレスのメールに配信されますので、通常使用されているメールアドレスに転送設定をしてください。

UMIN Web メールと転送設定方法

■ 経験すべき症候、疾病・病態について

1.経験すべき症候及び経験すべき疾病・病態の研修を行ったことの確認は、日常診療において作成する病歴要約(担当患者の電子カルテ上の医療記録要約)に基づくこととし、病歴、身体所見、検査所見、アセスメント、プラン(診断、治療、教育)、考察等を含むこととします。なお、これらが含まれない場合は、本院指定のフォーマットで病歴要約を作成してください。

2.病歴要約を作成し、指導医が内容を確認した後、PG-EPOCで症例登録を行ってください。

3.改めて提出用レポートを作成する必要はありませんが、3年目以降の専門研修に備え、初期研修のうちから症例レポートを作成することをおすすめします(ただし、CPCレポートは初期研修中に必ず作成し、提出してください)。

※参考1 経験すべき症候-29症候-

•ショック
•体重減少・るい痩
•発疹
•黄疸
•発熱
•もの忘れ
•頭痛
•めまい
•意識障害・失神
•けいれん発作
•視力障害
•胸痛
•心停止
•呼吸困難
•吐血・喀血
•下血・血便
•嘔気・嘔吐
•腹痛
•便通異常(下痢・便秘)
•熱傷・外傷
•腰・背部痛
•関節痛
•運動麻痺・筋力低下
•排尿障害(尿失禁・排尿困難)
•興奮・せん妄
•抑うつ
•成長・発達の障害
•妊娠・出産
•終末期の症候

※参考2 経験すべき疾病・病態-26疾病・病態-

•脳血管障害
•認知症
•急性冠症候群
•心不全
•大動脈瘤
•高血圧
•肺癌
•肺炎
•急性上気道炎
•気管支喘息
•慢性閉塞性肺疾患(COPD)
•急性胃腸炎
•胃癌
•消化性潰瘍
•肝炎・肝硬変
•胆石症
•大腸癌
•腎盂腎炎
•尿路結石
•腎不全
•高エネルギー外傷・骨折
•糖尿病
•脂質異常症
•うつ病
•統合失調症
•依存症(ニコチン・アルコール・薬物・病的賭博)