リハビリテーション科
当科では入院患者さん中心として全診療科を対象に、リハビリテーションが必要と考えられる、また必要としておられる全ての患者さんに対応しております。
整形外科では人工関節や脊椎疾患の低侵襲手術に対しての術後早期からの積極的リハビリテーション、また外科では術前後や富山県がん診療地域連携拠点病院として緩和ケア、リンパ浮腫に対してのリハビリ、脳卒中では急性期から回復期までの連続したリハビリ、またフレイルやロコモティブシンドロームなどの廃用症候群に対するリハビリも行っております。高齢化社会で増加している誤嚥性肺炎にも積極的に関わっており、摂食嚥下専門外来も開設しています。ひとりひとりの患者さんにあわせて必要十分なリハビリテーションプログラムを作成し、一日も早く家庭復帰・社会復帰できるように援助させて頂いております。また、当院訪問リハビリテーション事業所とも連携しています。
リハビリテーションの流れ
主治医がリハビリテーションの必要な患者さんに対し評価・訓練を依頼し、リハビリ専任医が診察処方を行ったうえで、その処方に基づいてリハビリテーションを実施しております。
特徴・強み
リハビリテーション療法部では医師3名(専任医1名)、スタッフは理学療法士25名、作業療法士17名、言語聴覚士5名の体制で行っております。
〇理学療法部門
基本動作能力の回復や維持、障害予防のために運動療法や日常生活動作練習、物理療法(温熱、電気治療)を行います。心大血管リハビリテーション、呼吸器リハビリテーションも行っております。
〇作業療法部門
機能回復、日常生活活動、手工芸や、ドライビングシミュレータの使用・近隣の自動車学校と協力して自動車運転の評価を行っています。必要に応じて自助具や補装具の作成も行います。
〇言語聴覚療法部門
言語機能障害や摂食嚥下障害に対して言語訓練や摂食嚥下機能練習を行います。また口腔ケアの指導等も積極的に行っています。
主治医がリハビリテーションの必要な患者さんに対し評価・訓練を依頼し、リハビリ専任医が診察処方を行ったうえで、その処方に基づいてリハビリテーションを実施しております。
医師プロフィール
氏名 | 役職 | 専門分野 | 資格 |
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寺崎 禎一 | 副院長 リハビリテーション療法部長 感染症対策管理室長 感染症対策管理者 |
内科一般 |
日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 日本医師会認定産業医 |
齊藤 智裕 | リハビリテーション科部長 | リハビリテーション一般 外科一般 |
日本外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本医師会認定産業医 |
室石 豊輝 | リハビリテーション科部長 脳神経内科部長 |
神経内科一般 | 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本リハビリテーション医学会認定臨床医 日本神経学会神経内科専門医 |